肩こり・腰痛

日常に潜む…ぎっくり腰の恐怖

ぎっくり腰は、想像以上にツラい!

欧米では『魔女の一撃』と呼ばれる位の痛みを伴う急性腰痛。実際になってみると、歩くと痛い。何しても痛いから、動くのが怖い!そして、何よりもそんなに大きな動きをしなくても、なってしまうことのある、ぎっくり腰。日常生活でどんな時に特に出やすいのかをまとめてみました。

重い段ボール荷物を運んでいるとき

段ボールのような形をした重い荷物を持つ時、人は胸に荷物を乗せるようにして、腰を反らせて持ち運ぶ姿勢が多いです。その姿勢が続くと、腰の骨と、骨盤の間の関節にストレスが加わり、関節が炎症を起こしてしまう原因になります。

関節に過度のストレスがかかった状態のまま歩いたり、腰を捻ったりするために、痛みが出てしまいます。持ち上げた時に痛めるのではなく、持ち運んでいるときに痛めてしまうのは、関節が原因の腰痛となることがほとんどです。

下のものを拾おうとしたとき

床に置いてあるものを取ろうと、ふいに屈んだときに、突然起こる腰のいたみ!

『ええ…。屈んだだけなのに。』と思ってしまいがちですが、実は、立ったまま腰を屈めるというのはとても、腰にストレスをかけている行為なのです。

ただ、立っている姿勢のときの腰への負荷が100%だとすると、仰向けに寝ている時は25%・横向きで寝ている時は75%・椅子に座っている時は140%・立ったまま腰を屈めるのは150%・座ったまま腰を屈めるのは185%と、腰への負荷だけで見ると、立ったまま腰を屈めるのは、かなりのストレスを腰に掛けていることになります。

そこに荷物の重さが加わったり、普段の疲労が蓄積されていると、ただ下の物を拾おうとした動きだったとしても、腰を痛めてしまうこともうなずけます。朝の洗顔時に痛みが出てしまったという方も、ぎっくり腰の方には多いです。

何気なく、くしゃみをしたとき

くしゃみでぎっくり腰…。信じられないかもしれませんが、実は意外と多いんです。この理由。みなさん『信じられない!』といった表情で治療院に来られます。

実は、この『くしゃみ』とても腰にストレスをかけるものなのです。なんと、くしゃみが与える腰への負担は体重の約7倍と言われています!つまり、体重が60kgの方は420kgの負荷が腰にかかるということです。

くしゃみをするということは、カラダがものすごく強いエネルギーを生み出すということになります。その強いエネルギーを出す時に必要なものが、そう!『筋肉』なのです。カラダの中でもトップクラスの力を持つ、ハムストリングス(太ももの裏の筋肉)そして、大胸筋(胸前の筋肉)この大きなパワーを持つ、上半身の筋肉と下半身の筋肉が、くしゃみをすることで収縮し、引っ張りあってしまうことで、間に挟まれた位置にある腰に大きな負担がかかってしまいます。カラダは連動運動といって、全てが繋がって動いているため、離れた場所の筋肉でも影響することが多くあります。

日常生活動作での注意点!

上記で書いたように…くしゃみでも起こってしまう『ぎっくり腰』日常生活のひょんな動作で起こってしまう…考えただけでも怖いですね…。普段は、元気でつらさも全くない!!なんて方も、自分はならない!と思っている方も、この痛みはやってくるかも知れません。そこで!上記のような日常生活でぎっくり腰を起こしてしまわないように、気を付けることをまとめてみました。

重い荷物を持ち運ぶとき

重い荷物を持ち運ぶときは、お腹に力を入れるようにしましょう。カラダを反らせて運んでいると、上半身の背中の方や、胸の方にばかり力を入れてしまい、お腹の中の方にある筋肉が緩んでしまい、腰が沿ってしまう原因となります。下っ腹と呼ばれる位置にグッと力を入れるようにしましょう。そうすると腰が安定し、痛める可能性が少なくなります。

下の物を拾うとき

立ったまま、腰を屈めてしまうと負担がかかることは、上にも書いたとおりです。そこで、この時のワンポイントは、膝を曲げること!膝を曲げて腰を屈めることで、腰への負担はかなり減ります。でも、ちょっとめんどくさいんです。疲れている時は特に。少し膝を曲げればいいだけなのに…。でも、曲げた方が腰にはとてもいいことです。是非、下のものを拾うときは膝を曲げてみてください。

くしゃみをするとき

くしゃみをするときは、カラダを支えて、腰への負担を減らすことが必要です。近くに壁などがあれば、壁に手をついて、くしゃみするなどして、これから起こる衝撃に準備をしましょう。また、近くに体を支えられるものがなければ、両足を肩幅に拡げ、お腹に手を当ててカラダを安定させてくしゃみをしましょう。くしゃみを油断して勢いよく、思い切りするのは、とてもスッキリしますし、気持ちもよいですが、大変危険です。

 

日頃のケアをしておけば、大丈夫なんてことは分かっていても、痛みがなければ中々ケアにまで手が回らないもの。だからこそ、日常生活動作での、ちょっとしたコツを使って、ぎっくり腰を防ぎましょう!

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